もはや自民党政権は耐用年数を過ぎてしまいました。

自民党は、一時期を除いて1955年から66年間、ほぼ一貫して与党として政権を担ってきました。
その運営手法は、各方面の既得権益を持った業界や団体の支援を受けた政治家が我田引水する、典型的な利益誘導型政治です。堅牢な「規制」により守られた人々により政権は維持できますが、新規参入のチャンスの芽を摘み、我が国の成長を結果として阻害します。

この20年の間、米中は一定の経済成長率を保ちながら国力を維持してきたのに対し、日本はほとんど成長していません。さらに一人当たりのGDPは韓国に追い抜かれるかもしれません。

なぜGAFAが巨大な企業となり得たのか。なぜ東京は世界の金融センターでなくなったのか。
成長を阻害する「岩盤規制」を生み出した今の政治を大きく転換する必要があります。

私たちの力で、政治をV時回復させませんか。

多くの国民は気づいています。もし政治が変われば、日本も再び活力を取り戻すことができるのではないかと。
日本には改革を実行できるだけの、技術力も、カイゼン力も、何よりも「微に入り細を穿つ」人材がたくさんいます。
発想を阻害してきた規制が外されるだけで、新たなチャンスを生み出すことができるのです。
コロナウィルス禍で傷ついた日本の、明治維新・戦後復興に続く第三の「新たなスタート」のボタンをを私たちの手で押そうではありませんか。

しかし同時に国民にとって苦い思い出があります。
これまで幾度となく新党が現れては消えました。また二度までも新党が政権を担ったにもかかわらず、結局能力不足から国民の期待を大きく裏切ってしまったことも事実です。
政治に対する信頼は一朝一夕にはできません。目先の利益を誘導するのではなく、国家・国民のために生命を賭して頑張る政治家の姿を見てもらうことが信頼を得る唯一の方法だと思います。

政治は現実に対処しつつも、常に将来ビジョンを忘れないようにしなければなりません。
多くの国民の理解と未来への期待とがあってこそ政治は前に進むことができます。

私が所属する日本維新の会は、自民党の利益誘導政治を行うのでもなく、ひたすら抵抗するだけの野党ではない、新たな政治の形を求めている多くの国民のための政党として信頼を得、確実な政治を行っていきます。